南湖院の歴史

南湖院の建物を建てた棟梁は小島伊勢松氏(安政6年~昭和14年)であると言われています。伊勢松氏の長男・隆太郎氏によると、第1病舎を初めとする初期の建物は岡本鶴蔵棟梁の手になるものであり、第7病舎あたりになると、「洋館士」と呼ばれていた今日の「設計士」の小野五兵衛氏の手になるものであるといいます。この二人は畊安が東洋内科(南湖院の本院)時代の係りあいで茅ヶ崎に呼んで来た人たちであり、地元の大工として建設に当ったのが小島伊勢松氏ということになります。(「南湖院と高田畊安」(川原利也著))

 

第一病舎は、明治32年(1899年)に建設されました。
木造・2階建て 延床面積:68.75坪 病室数:10

第一病舎の建築的特徴を見ていきます。
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