徒然なるままに

この地域特有の植物ミゾソバです。茅ヶ崎市でも、相模川にほど近い太陽の郷周辺ではもともと湿地が多く、ミゾソバの群生が多数見られます。このミゾソバの群生を、今郷のひょうたん池周りでも見ることができます。金平糖のような花の蕾が開花すると、白からほんのりとピンクがかった梅のような小さな花をたくさん咲かせます。同じタデ科の一年草、赤まんま(犬蓼)のピンクの花と相まってとても綺麗です。

花言葉…純情、風変り

正面玄関前のロータリーから庭園へ抜ける階段を下りて右手のベンチの前に咲いています。
ヤブランは、郷では木陰になるような場所にあることが多いですが、この斑入りヤブランは日に当たる場所にあるにも関わらず、上手くツルニチニチソウに隠れることが出来たのか今年は葉焼けも少なく元気です。

花言葉…謙虚、隠された心、忍耐

郷の食堂前の池に生息するガマ(蒲)です。
これはヒメガマ(姫蒲)という種類ですが、湘南・鎌倉・三浦半島には他にもガマ(蒲)やコガマ(小蒲)などがあります。
ヒメガマの最大の特徴は、ガマの穂にあたる雌花とその先にある雄花が完全に分離されていて、その間に緑色の茎が確認できることです。
かまぼこ(蒲鉾)の名の由来が、このガマ(蒲)の姿であることは有名な話ですが、昔の蒲鉾は竹串に塗って焼いていたからだそうです。

花言葉…「従順」「素直」「慌て者」「無分別」「救護」「慈愛」

夏の暑い盛りに中庭のテラスを彩るムクゲ・・・。
開いた鮮やかな花は、わずか一日でしおれてしまいますが、代わりに次から次へと長い期間咲き誇ります。
花が白く花弁下部が紅色の日の丸ムクゲと紫紅色のムクゲがとても涼しげで、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。

花言葉…信念、新しい美

玄関前のロータリーからお庭へ抜ける階段を降りると、左手にこのウズアジサイがあります。
別名、お多福アジサイやポップコーンなどとも呼ばれます。花弁の縁が丸まっていて立体感のある色合いが特徴でとても可愛らしいのですが、実はこのアジサイ、病気にかかった変異種を改良して作られたようです。
また、アジサイの花色の変化の仕組みについては未だ解明されておらず、土の酸度が酸性だと青、アルカリ性だと赤になり、小学生の頃、理科で習ったリトマス紙とは反対の色になるようです。

花言葉…移り気、冷淡、辛抱強さ

ハマボウフウは、日本全国の浜辺の砂地に自生しているセリ科の多年草です。
近年では、海岸の護岸工事により砂浜が減少してしまったことや、人による乱獲などであまり自然には見かけることが出来なくなってしまった希少な野草です。
薬草として知られているボウフウ(防風)の代用になる為、ハマボウフウ(浜防風)と名付けられたようです。
ちなみに、茅ヶ崎市の海岸では保護活動などのおかげでまだ見かけることが出来ます。

花言葉…恋の芽生えた瞬間

植物の生育において場所の選定というのはとても大切です。このヤマブキはもともと山地の谷沿いなどの湿った場所に自生するため、郷では6階棟北側の半日蔭の場所に植えられています。
野生のヤマブキは一重ですが、庭木では八重が多いです。「山吹色」の語源にもなった花で深みのある黄色が印象的です。

花言葉…気品、崇高、金運

太陽の郷庭園内にある国の登録有形文化財「旧南湖院第一病舎」の正面玄関に向かって左角に、今まさにつり鐘形の花を開こうとたくさんの蕾を膨らませています。
馬酔木という漢字が当てられたのは、アセビを食べた馬が酔ったようになったことからで、アセビにはアセボトキシンという毒が含まれています。昔は葉を煮出して殺虫薬にしていたそうです。

花言葉…犠牲、献身

正面玄関を出るとクスノキの向こう側、集会室の脇に郷にいち早く春を告げてくれる白梅の木が芳香を漂わせながら花を咲かせ、私達を楽しませてくれています。
郷には数多くの梅の木があり、メジロが梅の花をつつく姿もちらほら見られ、とても愛らしく感じられます。
これからさらに郷のお庭に彩りを与えてくれるでしょう。

花言葉…高潔、上品、忠実、あでやかさ

6階棟の南側のお庭に白やピンクの金平糖のようなお花が可愛らしく地面を覆って咲いています。
この寒空の中でもお日様を求めて皆で日向ぼっこしているようにも見えます。
このヒメツルソバは園芸種として日本へ入ってきた外来種ですが、ひょうたん池に夏の終わりから秋にかけて群生するミゾソバや、真鶴半島から三浦半島にかけての海岸に自生するツルソバなどと同じくタデ科のイヌタデ属で近縁種です。

花言葉…愛らしい、気が利く、思いがけない出会い


 

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