徒然なるままに

太陽の郷、正面玄関前ロータリーのお庭に抜ける階段脇にあるハゼノキです。先日の台風の塩害で葉を落とす木が多い中、見事、真っ赤に紅葉してくれています。

櫨紅葉(はぜもみじ)という季語があり、紅葉する木として知られていますが、元々は蝋の木として栽培されました。電気が普及する明治以前は夜を照らす行灯やろうそくは大変貴重なものでした。中でもこのハゼノキやウルシ、ナンキンハゼなどの実から採れる木蝋で作られた和ろうそくは、固形燃料のため提灯の光源としてとても重宝され当時はとても高価なものだったようです。

花言葉…真心

徒然なるままに

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