徒然なるままに

クリニック入口の脇に、少し上の方を見上げると、とても大きな白い花をつけた木があります。

この木はタイサンボク(泰山木)と呼ばれ、初夏に花を咲かせますが、葉の裏は毛で黄金色に輝き、

花からは優しい香りがします。

そのため、香りの成分マグノリアとしても人気で、香水などとしても使われています。

タイサンボクの原産は北米中南部ですが、中でもアメリカ合衆国のミシシッピ州は、

このタイサンボクを含むモクレン属(マグノリア)が多いため、 マグノリア州(Magnolia State)

とも呼ばれます。

初夏ですね。アジサイなどに目を引かれ、なかなか人目につかないですが

郷の庭にしっかりと四季を届けてくれる樹木、今月はあまり注目されない

ネズミモチの花を取りあげてみました。

ネズミモチは、晩秋になる黒い実がネズミの糞に似て、葉がモチノキに似ていること

から命名された少し可哀想な名の持ち主ですが、実はこの実には薬効があり、

古くは不老長寿の生薬としてもちいられてきたそうです。

今の時期、庭のあちらこちらで見ることができます。

 

今日から令和時代が始まりましたが、日本では古来より、力強い男の象徴「松」に対して、

「藤」はたおやかな女性に例えられてきました。『枕草子』で、平安時代の清少納言も

見ていたことを思うと、とても歴史を感じます。

右巻きのヤマフジ、左巻きのノダフジとありますが、郷のフジは左巻きのノダフジです。

丸池の藤棚とプール管理棟周りの他、博修館周辺にありますが、中には、花穂が通常よりも

長尺の長フジや、花穂が白色の白フジなどもあります。

桜が舞い散る中、正面玄関前のロータリーで一際目を引く派手で大きな花をつけるシャクナゲです。

太陽の郷にはこのニホンシャクナゲの他に、セイヨウシャクナゲとアメリカシャクナゲ(カルミア)

があり、3種類のシャクナゲを見ることができます。

因みに、このニホンシャクナゲはもともとは高山に自生しているのですが、なぜか海に近いこの地で

元気に育っています。

これは、郷の建物で良い具合に半日陰になることと、水はけの良い砂まじりの土と、まわりに邪魔を

するような大きな根っこなどが無い為と思われますが、なかなか不思議です。

【 初日の出】
屋上から毎年初日の出が見れます。今年も天気が良く初日の出を楽しめました。

 

【箱根駅伝1月2・3日】
新春の晴天のもと、今年も国道1号線沿で箱根駅伝の選手達を応援しました。

 

【甘酒3月3日】
毎年3月3日、昼食時食堂入口で甘酒を振舞っていす。
甘酒にはアルコールは入っていませんが、美味しいと好評です。

【エンカペラコンサート】
アカペラで演歌を歌うエンカペラのコンサートを初めて行いました。
皆さんノリノリで楽しみました。

【防災訓練3月15日】
3/15は地震による津波到来を想定した避難訓練を実施しました。
タンカーを使い搬送者を6階まで運びました。

太陽の郷の桜の中で毎年一番に咲くカンヒザクラ系の桜です。

片親のカンヒザクラの影響で、花びらが少し濃い目のピンク色で、開花時期が早く、

開花期間も長いことが特徴です。

今年も梅が満開になると、2月後半には咲き出しました。

有名な河津桜も、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交雑種と言われ、

このカンヒザクラ系の仲間になります。

花言葉…優れた美人、純潔、精神美、淡泊

 

澄んだ早春の青空に咲き始めた梅の花です。

梅は、花、香り、果実と、三度楽しめ、春を告げる庭木としてとても親しまれています。

その実で作る梅干しは、三毒を断つと言われ、殺菌、抗菌、疲労回復に効果があるといわれています。

また、昔は調味料として塩と梅酢がよく使われ、その名残で今でも料理の味付けの際に

「いい塩梅(あんばい)」などと使われます。

本格的な冬に入り、冷たい風にも負けず、スイセンが咲き出しました。

こちらは、ニホンスイセンですが、とても良い香りがします。

スイセンの中には、このように良い香りを放つものもあれば、動物のおしっこのような不快な臭いを

放つ種類もあるので、ご注意ください。

太陽の郷には、ニホンスイセンなどの房咲きスイセンや、花が八重に咲く八重咲きスイセンなどが

あります。

花言葉…自己愛

 

 

 

【防災訓練】

10月4日 秋の防災訓練を実施しました。
秋は火災発生を想定した訓練です。
消火器の実体験も実施しました。

  

【映画音楽コンサート】
10月26日 好評の映画音楽コンサートを
2年ぶりに開催しました。
懐かしい映画の音楽を楽しみました。

  

【小旅行】
10月11日 秋の小旅行で箱根 岡田美術館へ行きました。
台風で屋上庭園が見れないとの情報でしたが、当日は無事に
修繕されていて楽しむことができました。

【アパラ三重奏】
11月22日 毎年春と秋に開催しているアパラのコンサートを
開催しました。圧巻の歌声を楽しみました。

  

【Ghivasコンサート】
12月1日 スポーツ吹矢サークルのご縁でGhivasというグループの
コンサートを開催しました。新しい歌、古い歌、沢山の歌を楽しみました。

  

【餅つき】
12月20日 毎年恒例の餅つきを行いました。
例年18臼程度ついており、今年も職員全員疲労困憊でした。
つきたてのお餅をロビーで堪能しました。

  

太陽の郷、正面玄関前ロータリーのお庭に抜ける階段脇にあるハゼノキです。先日の台風の塩害で葉を落とす木が多い中、見事、真っ赤に紅葉してくれています。

櫨紅葉(はぜもみじ)という季語があり、紅葉する木として知られていますが、元々は蝋の木として栽培されました。電気が普及する明治以前は夜を照らす行灯やろうそくは大変貴重なものでした。中でもこのハゼノキやウルシ、ナンキンハゼなどの実から採れる木蝋で作られた和ろうそくは、固形燃料のため提灯の光源としてとても重宝され当時はとても高価なものだったようです。

花言葉…真心

徒然なるままに

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