徒然なるままに

6階棟の南側のお庭に白やピンクの金平糖のようなお花が可愛らしく地面を覆って咲いています。
この寒空の中でもお日様を求めて皆で日向ぼっこしているようにも見えます。
このヒメツルソバは園芸種として日本へ入ってきた外来種ですが、ひょうたん池に夏の終わりから秋にかけて群生するミゾソバや、真鶴半島から三浦半島にかけての海岸に自生するツルソバなどと同じくタデ科のイヌタデ属で近縁種です。

花言葉…愛らしい、気が利く、思いがけない出会い


 

夏場は青々とした葉を付けるこのつる性植物に目がいくことはあまりないのですが、晩秋~冬になると葉を落とし、つるに鮮やかなオレンジ色の実だけになる。その姿になぜだか目を奪われる。
この植物名はツルウメモドキ。これからの季節、はじけた蒴果から赤い種子がのぞき花のようで尚美しい。

今年は台風の被害が少なく、例年よりも綺麗に色づいた木々の紅葉が楽しめそうですが、
中でも正門を入ってすぐのこのニシキギは葉が真っ赤になるのでひと際目立ちます。
実は世界三大紅葉樹の一つに数えられます。
枝にコルク質の翼があるのが特徴です。

花言葉…危険な遊び、あなたの魅力に刻む

お彼岸の時期に合わせて今年もたくさんのヒガンバナ(リコリス)が咲き出し、

郷では今が見頃となっております。

郷に咲くヒガンバナの大半は赤や白が多いのですが、その中でもこちらの

ショウキズイセン(鐘馗水仙)は珍しい黄色です。

花はヒガンバナやシロバナヒガンバナよりも少し大きいです。

ヒガンバナ(リコリス)は日本では寂しい印象の花ですが、西洋では人気が高く、

高級化とされています。

ブーゲンビリアは、熱帯地方の中・南米原産オシロイバナ科ブーゲンビリア属のつる性低木です。

太陽の郷があるここ茅ヶ崎は、とても温暖な地域のため地植え(露地栽培)することができます。

じつは色づいている部分は花びらではなく苞(ほう)と呼ばれる葉が変形したもので、

実際の花は中心部にある白い小さな筒状の部分です。

夏に入ると毎年元気よく、青空のもと鮮やかな花を咲かせるカンナです。

花を鑑賞するという意味で「ハナカンナ」とも呼ばれています。

もともと熱帯地方に自生していた植物なので、日本の真夏はとても過ごしやすい

環境なのかもしれません。

カンナは真夏の炎天下に花を咲かす貴重な植物ですが、葉もとても綺麗なので

中には「カラーリーフカンナ」と呼ばれる葉を楽しむ園芸種もあります。

 

花言葉…情熱、快活、永遠、妄想

 

 

太陽の郷にはナンキンハゼという木がところどころにあります。

葉っぱがハート型をしているのが特徴で、紅葉の時期には真っ赤に色付いた葉を

ひらひらとさせて秋を愉しませてくれます。

そのナンキンハゼですが、じつは今の時期に地味に黄色い花穂をぶら下げています。

この花が終わり秋になると黒い実ができて弾けると白くなります。

その実は、ドライフラワーの花材に使われたり、油分を含むので蝋燭のロウの材料にもなるようです。

 花言葉…真心、心が通じる

 

ノイバラは、ノバラ(野薔薇)ともいわれ、野原や川岸などに多く自生しています。

自然界では単体でいることは少なく、他の植物と混在して生息しています。

生命力がとても強く、園芸種のバラの台木に使われることも多いです。

また、花後につく赤い実には利尿作用があるといわれています。

花はきれいですが、茨という字の如く、ノイバラにはたくさんの棘がありますので

くれぐれも素手で触ることだけはないようにご注意ください。

花言葉…素朴な愛、孤独、才能、詩

木陰などの半日蔭を好み、その鮮やかな花の色がひと際目立つ存在です。

アジュガの和名 西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ) は、幾重にも

重なって咲く花の姿を、平安貴族の女性の正装「十二単」にたとえられ

名づけられました。

このような花の付き方をする似た植物に紫蘇がありますが、アジュガは

もちろんシソ科の仲間です。

花言葉…強い友情、心休まる家庭

ミツバツツジは春になり緑が芽吹きだすころ、紅紫色の可憐な花を株いっぱいに咲かせます。

その花が散った後、枝先に三枚の葉を広げることからミツバツツジと呼ばれています。

もともと山あいの尾根や岩場などに自生する植物で、神奈川県内、

唯一の「村」である清川村では、村の花となっており、毎年満開になると

山里が紅紫色に色づきます。

 花言葉節制

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