徒然なるままに

ひょうたん池の水辺を鮮やかな黄色で彩るキショウブ(黄菖蒲)の花。
実はこのキショウブ、繁殖力がとても強く、外来生物法で要注意外来生物に指定されている植物です。
太陽の郷では、毎年冬の時期に繫殖する根株を切り落として対応しています。
しかし、日本に入って来た明治頃は、黄色い花ショウブは希少で全国に広まったようです。

花言葉…幸せを掴む、私は燃えている、信じる者の幸福、友情

ヤマブキの花と似ていることから、シロヤマブキと名づけられました。ヤマブキの白花種であるシロバナヤマブキと混同されやすいですが、植物分類学的には別種です。
大きな違いは、ヤマブキが花弁5枚・葉が互生に対して、シロヤマブキは花弁4枚・葉は対生です。
野鳥にはおいしくないのか不人気で、冬場でも黒い実のみが残っています。

花言葉…細心の注意、気品、崇高

畊安碑からひょうたん池に向かう途中の正面に、清冽な美しさを見せるユキヤナギがここのところの暖かさでひと足お先にと咲き始めました。小さな5弁の花がしなやかな枝を覆って真っ白に咲く姿はまさにその名の通りです。
また、ユキヤナギには、散った花がまるでお米を撒いたように見えることから「小米花(こごめばな)」という別名があります。

花言葉…静かな思い、愛らしさ、殊勝

低層棟の南面のお庭に咲いている房咲き種の二ホンスイセン。
冬から春先にかけて、毎年開花し目を楽しませてくれます。
スイセンは、変化に富んだ多くの品種がありますが、太陽の郷のほとんどのスイセンは房咲き種のもので、分球して見事な群生になります。
冷たい風に打たれてもゆらゆらと揺れるスイセンの花を見ると、たくさんの元気をもらいます。

花言葉…うぬぼれ、自己愛

中庭のD棟廊下側の通路沿いに咲くサザンカの生垣です。
ツバキと似ていますが、花が散る際にツバキが花ごと落ちるのに対して、サザンカは花弁がばらばらになって落ちる違いがあります。
庭が冬枯れするこの季節にサザンカの紅がひときわ目立っています。

花言葉…困難に打ち勝つ、ひたむきさ

令和六年元旦

新年おめでとうございます。

太陽の郷、6階棟屋上から見た初日の出です。

朝もやの中の富士山です。朝日を浴びて淡いピンク色に染まって綺麗でした。

本日はお正月にふさわしい快晴です!ここひと月の中でも1番美しい富士山を拝める事ができました。令和六年も良い年になりますように。

朝食の“お節膳”です。関東のお雑煮らしいお澄ましのものです。

“元旦宴 折詰”です。縁起の良いお節料理で、一年をスタート!

入居者の皆様には、健やかに楽しい一年をお過ごしいただけますよう、スタッフ一同今年も頑張ってまいります。

 

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

12月の太陽の郷の模様です。

12月21日、演奏お披露目会をロビーにて開催いたしました。

9月からレッスンが開始し、4か月で8曲をマスター。

クリスマスソングや、童謡を演奏して入居者の皆様を楽しませてくれました。

 

今年はアートルームの運用も軌道に乗り始めました。

常設の作品の他、絵画教室と書道教室より作品を拝借し、より多くの方にご覧いただける様に展示しています。

町田予防衛生研究所様をお呼びし、厨房スタッフを中心とした手洗い講習会を実施しました。ノロウィルス感染症が流行する冬場は、感染症予防に最も注意が必要となる季節です。他にも食品の保管や掃除道具の管理など、実際の様子を確認し、細かなアドバイスをいただきました。

食品の保管など、注意点や改善点を確認します。

手洗い講習。手を洗う前の様子をブルーライトを使用して確認。

手洗い後、ほとんど汚れは洗い落とされましたが、汚れの残りやすい箇所などを確認します。

太陽の郷庭園内の第一病舎の玄関脇に黄熟果をつけるキミノセンリョウ(黄実千両)。
センリョウといえば赤熟する果実をまず思い浮かべますが、こちらのキミノセンリョウは、品種改良された園芸種ではなく、東南アジアや中国、台湾、日本でも温暖な地域に自生する変種のようです。
センリョウは花の少ない冬に彩りを与えてくれ、正月の縁起物としても人気があります。

花言葉…利益、富、財産、裕福、恵まれた才能

3階棟D・E棟の南側土手の隅っこにひっそりと咲いているこちらのお花は野菊(ノギク)です。野菊とは、野に咲く菊の総称です。
実際には、よく似た種類や、地域ごとに様々な種類があります。郷に咲くものは、白から少し紫がかっていて、小さな花々をあちらこちらに咲かせています。その薄紫色の花が土手の薄暗い場所によく映えます。

花言葉…清爽

徒然なるままに

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